〈池田先生と共に 希望・勝利の師弟旅〉 わが家わが街は常寂光の都

 新春を飾る“箱根駅伝”――全ての若人の力走と団結に大喝采を送りたい。
 
 我らの創価大学駅伝部は見事なチームワークで、感激の劇を創ってくれた。開学50周年という佳節に、皆で心を一つに勝ち開いた壮挙、誠におめでとう!
 
 ◇ ◆ ◇ 
 
 年越しの厳しい寒波に見舞われ、北国・雪国の方々はご苦労もひとしおであろう。全国、全世界の宝友の健康と無事安穏を、いやまして強盛に祈らずにはいられない。
 
 御本仏・日蓮大聖人は佐渡での厳冬を耐え忍ばれ、仰せになられた。
 
 「我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為るべし」(御書1343ページ)
 
 大聖人は、御自身があらゆる大難を乗り切られつつ、「冬は必ず春となる」(同1253ページ)と、いかなる逆境も絶対に打開できる「希望・勝利」の道を開いてくださった。
 
 ゆえに、ありのままの自分が、今いるその場所から、妙法を行じていけばよいのだ。題目を唱えるわが生命が、さながら「宝塔」であり、御本尊ましますわが家が、広布を進めるわが街が、さながら「常寂光の都」なのである。
 
 ◇ ◆ ◇ 
 
 恩師・戸田先生は、「今年こそは」という新年の決意を大切にされていた。
 
 大宇宙と同じく我ら人間にも、一切をより良く転換させていける妙法の大生命力がある。信心をしていながら、それを自覚できなければ、自分が損をしてしまうからだ。
 
 正月は、心新たに、この生命力のスイッチを入れる時である。そして、宇宙運行の妙なるリズムの軌道に乗り、その年の生活に、「人間革命」の実証を晴れ晴れと示すのだ、と恩師は教えられた。
 
 まさに「一身一念法界に遍し」(同247ページ)である。
 
 1956年(昭和31年)1月4日、戸田先生の名代として、私は「大阪の戦い」の出陣をした。
 
 関西の不二の同志と「我らは勝った!」と宣言したのは、この日この時である。
 
 「結句は勝負を決せざらん外は此の災難止み難かるべし」(同998ページ)との御聖訓を心肝に染め、民衆の幸福と平和のために、断じて勝利をと誓い合ったのだ。
 
 65星霜を経て、生命尊厳の哲理を掲げる「立正安国」の対話の大光は、今や人類を遍く照らし始めている。
 
 ◇ ◆ ◇ 
 
 凍てつくロシアの大地でも、わが友は意気軒高だ。
 
 国内で10時間の時差がある広大な国土にあって、連携を取り合い、励まし合いながら、「異体同心」のスクラムで新年を出発したと、うれしい報告が届いた。
 
 若き創価の世界市民を旗頭として、新たな一年、足元の地域社会にも、遠大な地球社会にも、人間主義の「希望・勝利」の連帯を、一段と築き広げていこうではないか!

聖教新聞2021年1月4日付

未来部の成長を世界が待つ

長野研修道場2019年8月上旬 池田大作先生撮影
長野研修道場2019年8月上旬 池田大作先生撮影

 未来部の一人一人こそが、
 全宇宙にも等しい
 尊極の宝の生命そのものである。
 どれほど素晴らしい智慧を持ち、
 才能を持っていることか。
 使命のない子など
 一人としていない。

 たとえ、君が、貴女が、
 自信を持てなくても、
 私は皆さんを信じます。
 皆さんの無限の可能性を信じます。
 皆さんの無敵の勇気を信じます。
 「できない」理由を探すよりも、
 「できる」と決めて、
 努力した方が絶対にいい。
 仮に思った通りの結果が
 出なかったとしても、
 努力したことは、必ず生きる。

 お父さん、お母さんに
 楽をさせてあげるんだ。
 立派になって喜んでもらうんだ――
 そう決意できる人は強い。
 親孝行をしようという心が、
 自分自身を成長させるのです。
 皆さんは、ご両親に感謝の言葉を
 伝えていける人であってほしい。
 劇を演じるようなつもりで、
 心の思いを言葉にしていくのです。
 皆さんの真心の言葉が、
 どれほどうれしいか。
 どうか、聡明で朗らかな家庭を
 つくっていってください。

 尊き宝の君たちよ!
 ぼくの開いた平和の道、
 友情の道を、さらに大きく広げ、
 この地上から、貧困を、飢餓を、
 差別を、戦争を、あらゆる悲惨を、
 必ずや根絶してくれたまえ。
 そのために、強くあれ!
 勇敢であれ! 聡明であれ!
 自分を鍛え、挑戦し、
 貪欲に学ぶのだ。
 君たちの成長を、
 胸を躍らせながら、
 ぼくは待っている。
 世界が待っている。

上へ上へと伸びる木々。夏の太陽に照らされ、辺り一面の緑が光り輝いていた。今月上旬、池田大作先生が長野研修道場を訪問した折、シャッターを切った。
草木が成長するには、水や空気、日光や土壌など、さまざまな条件が必要となる。人間も同じだろう。
アメリカの哲学者デューイは、子どもの成長における大人の関わり方について言った。「成長は片手間に仕上げられるようなものではない。それは絶え間なく未来に進んで行く過程なのである」(松野安男訳『民主主義と教育』岩波文庫)
子どもを育てることは未来をつくること。後継の育成に携わる各部の友の使命は深く、大きい。
今月31日まで「未来部躍進月間」。皆で力を合わせ、宝の未来部に励ましを送っていこう。

聖教新聞〈池田大作先生 四季の励まし〉2019年8月18日付

人生における勝負の要諦についての講演

若き日に聞いた先生の指導を今再び確認できて嬉しいです

「〜しかし現実は現実である。勝たなくてはならない。社会は社会である。
永遠になるものの境涯の大地の上に立って、幻のごとき消え去っていくであろう現実生活をば勝利で飾りながら、また永遠なるものの、それが原動力となっていくものが信仰なのであります。これが信心即生活であり、仏法即社会なのであります」