声 (こえ) 仏事 (ぶつじ) を為 (な) す
妙法 (みょうほう) の音律 (おんりつ) が力に
信心の根本は題目である。
白馬が大草原を颯爽 (さっそう)と駆けていくような、
清々しい唱題を心がけたい。
その題目の声が、行動となる。力となり、エネルギーとなる。
そこから勢いも生まれる。
たとえ一遍 (いっぺん) の題目であっても、
全宇宙に響き渡る。
妙法の音律は、諸天 (しょてん)を揺り動かさずにはおられない。
心が声に表れる。声が壁 (かべ)を破る。
声が出るようになった時、勝利へ怒涛 (どとう)の前進が始まったのである。