♥できなくても朗らかに
一人の人を折伏することが、
どれほど大変なことか。
妙法は「難信難解 (なんしんなんげ)」と
ある通りである。
だからこそ、これ以上に尊い、偉大な行動はない。
私も、なかなか、できなくて苦労した。
でも、同志と「今、一人の人が入会せずとも、
幾百千万の人々が、我らを待っている」と励ましあいながら、悠々と対話を進めてきた。
折伏は、できても、できなくても朗らかにやりなさい。
皆に最高の希望と勇気を贈る対話なのだから。
そもそも、人を救おうとして悩むなんて、すごいことではないか。
それ自体、地涌 (じゆ) の菩薩 (ぼさつ) の悩みであり、仏の悩みである。
御本尊を持 (たも) たせることは、その人の家に大聖人をご案内することにも等しい。