時代の変化は世代の交代による
通夜式、葬儀告別式の2日間は一般会葬のお客様が多い程、その対応に追われ、
それだけで、家族をはじめ喪主となった方は疲労困憊になってしまったものです。
特に2~300名以上ともなると家族だけでゆっくりと故人とのお別れなど、
余裕がなかったのです。
例えば社会での現役の方が亡くなり、
交友関係が多かった方などは一般葬を選択します。
故人の遺志や家族の希望とそれが同一であれば良いのですが、もしも
別の形の葬儀を出したいと思っていても「致し方ない」と思ったりもするものです。
私がこの葬儀の仕事を起業した20年近く前は、まだバブル崩壊の直後。
当時も仏壇仏具店を営んでおり、
普通の消費者がより価値ある商品を納得した価格で購入するという
物品販売では当たり前の事なのですが、
当社も他店との競合の中で努力をして来ました。
お客様が商品を選択するという時間は、物品販売のそれには有っても
葬儀の依頼には、その選択の時間が無いのです。
この葬儀業界では一般常識のそれとは違う世界に驚きを感じました。
家族の死を前にして喪主となるべき人が、その葬儀の関しての知識が皆無なのです。
突然の訃報で自分の事として、
それが発生するなど思っても居なかったのは当然でしょうが、
それを葬儀の出す方からの地域の仕来り、葬儀費用まで。
最初から「葬儀って、どうすればいいの?」 から説明したものです。
一般的な物品販売と違って、
葬儀を出す家族の側にその葬儀式に対する対価として支払うべき金額が
妥当なのかどうかまで、全くと言うくらい知識が無いのです。
更には、地域習慣に従わなければ葬儀式そのものを出せないのです。
ここの地域や組合、あるいは部落では
「こう有らねばならない」としての慣習が根付いていました。
葬儀に関する知識が無いですので当然かも知れませんが、
私が打合せに入ってその内容を説明し、葬儀式を執り行う事になるのですが、
実際は通夜・告別式が終わって
全ての葬儀に関する何日間が終了した時点で
「ホット」しているのが実情だったのでしょうね。