1 葬儀社からの見積書
最初に葬儀社が葬儀に必要な消耗品などの直接販売する葬祭具と、
請負に対する人的費用です。
これが主な葬儀社からの見積もり明細となります。
具体的に説明します。
必要な消耗品の主なものに、
「お棺」「骨壷」「お焼香等の道具類」そして「祭壇」です。
また必要に応じての「看板」「受付備品」などです。
これは葬儀社が直接仕入れをして販売しているもので、
葬祭具と称されますがその種類も内容も豊富です。
実際には各葬儀社が提供しているのは、それから選択された一部を絞り込んで
何点かを販売しています。
全てを紹介するとデパート規模の商品類になるからです。
その次には、
本来のプロとしての知識と葬儀プロデュースであるサービスの人的経費です。
これは家族に代わって行う、
第二章で説明した役所手続き
(死亡届け・火葬届け、葬儀式場を使う場合は、その斎場使用許可等)です。
そして通夜式や告別式での主催、あるいは荼毘に赴く為の火葬案内などです。
この葬祭具類の販売と人的サービスが直接、葬儀社の売上げにあたります。
葬儀のプロを自負する葬儀社であれば、
「葬儀のプロデュース」こそ、本来の役割ですので、
顧客による事前相談で顧客の希望・想いを的確に掴み、
かつ丁寧にそれに応えられるかが大事です。
葬儀社としてはここが最第一です。
また、葬儀を出す側の家族にとっては、
イザという時には、短時間 (約1時間半~2時間程) で、その葬祭具の説明を受け、
そして決めなくてはならないので困惑する場合がほとんどです。
故に予め家族の方の希望する葬儀式の内容を想定して、
「ここまではセット」にすることによって、
価格だけ設定している葬儀社も多いのです。
見積書は具体例として、別途表示していますが、ここでは、
家族葬を中心に基本的な内容は、次のページで紹介します。