忌み嫌うのは知らない事に通じる
面白いお話を紹介します。
あるファミリィーレストランで、お客さんが
「近くのスーパーでこの食材を買ってきたから、
これで料理を作って頂戴。値段はメニューの半分でいいでしょ」と。
これを聞いた店員は唖然としますね。
第一ファミレスに来る本来の意味がわからないお客様です。
実は葬儀知識もこの例と同じなのです。お客様(葬儀を出す側)にとって、
葬儀そのものの意味が理解出来ていないのです。
お客様が悪いのではありません。葬儀社が葬儀の内容自体を発信していないか、
伝える技術が出来ない事に問題があるのです。
このファミレスに来るお客様は実は、私が葬儀を担当した家族のほとんどでした。
また身近な例をあげますと、
個人レストランのオーナーシェフは味にこだわります。
そのお店で実際に食べてみると美味しい。
これはまた来る価値があると消費者は考えます。
また、チェーン店など多店舗展開しているレストラン等は食材の一括仕入れや
産地からの直送などで、より安く商品を提供する事により支持を得られます。
いずれも消費者にとって日常生活の上で何度も利用できる環境にあるからです。
ところが、出す側からの葬儀は一生に一度、経験するかどうかです。
「死を嫌う」と言いましたが文化としても、
葬儀そのものを知識として知る環境が無かったのです。